旭川の除雪機サービス店 SNOLAの吉田です!
今回は除雪機の修理事例についてのブログです。
シーズン前点検でご入庫いただいたHS760ですが、ハウジングの下部がめくれて作業時に引っかかることが多いとの訴えがありました。
早速ハウジングを外してひっくり返してみると・・・
だいぶめくれていますが、問題はハウジングではなくスクレーパーです。
取付ボルトが折れているため、画像ではわかりにくいですが、スクレーパーとハウジングの間にかなり隙間ができている状態でした。
このままハウジングを板金して元に戻したところでまたすぐにめくれてきますので、できればスクレーパーを交換したいところです。
ただ、スクレーパーの減りはまだそうでもないのでもったいないですよね。
そこでお客様に提案させていただいたのは3つのプラン。
1,スクレーパーを交換し、ハウジングを板金(これがベストなやり方ですが、費用は一番かかります)
2,スクレーパーの取り付け部にボルトを溶接し、ハウジングを板金(費用は抑えられ、めくれも防ぐことが可能)
3,ハウジングの変形も多いので、今回は板金のみとし、ハウジングに穴があくまで使う(再発の恐れはあるが、部品の耐久時間を最も使う方法。費用は一番抑えられる)
SNOLAでは、このように機械にとって最もベストな方法だけでなく、個人店だからこその柔軟さと、経験から部品の耐久年数などを割り出し、なるべくお客様の事情に合わせたプランをご提案するようにしています。
こうすることで、お客様は財布の事情や使いかたに合わせたプランを選択でき、当店も無駄に時間をかけることもなくなります。
修理というのは直せばよいというものではありません。
機械相手の仕事ということをよく聞きますが、その機械を使っている人のことを忘れてはいけないと思っています。
同じ故障でも、完璧に直してほしいお客様もいますし、あと数年で買い替えるからとりあえず動くようにしてという方もいます。
人対人であることを意識して作業している店は正直少ないと思います。
淡々とロボットのようにマニュアル通りの作業をしてくれるお店が良いという方もいると思いますが、旭川で人間味のある店を選びたいと思ったら、ぜひSNOLAをご利用いただければと思います。
旭川で除雪機の修理、買取、中古販売のことならSNOLAにお任せください!